2nd Story

 
「貝殻のバスルーム」
     

●作品のストーリー
バスルームの持ち主は、貝殻研究家。
貝の美しさに魅せられて、日々採集&研究に
打ち込んでいるのです・・・

●ドールハウス製作メモ
私自身、貝殻の美しさに魅せられています。
鳥羽水族館発行の「ワールド・シェルズ ニュース」を見るのが楽しみ。鳥羽水族館では、貝の通販をしてくれるのです。
ここに使用した貝は、コマーシャル貝と呼ばれるものばかりですが、すべて自然のものです。
小さな貝はもろく、かけやすいので、ディスプレイが決まった時点で、すべて接着して動かないようにしました。ランプシェードに使ったのは「ピンクウニ」の殻。自然の色って、本当にきれいです。
陶器のバスタブ、トイレ、洗面台は3点セットの既製品を使用しました。
白地にブルーの模様のピッチャーは、イギリスのミニチュア陶器作家、キャロル・マンの作品です。


写真をクリックして下さい
1枚の全体図と5枚の部分図があります
●サイズ
  高さ260x幅320x奥行き180mm
●本体
  9ミリ厚シナベニヤ合板
●'95製作
●写真撮影
  Emma Munakata
●マイルーム出版カントリークラフト4号掲載

◎作者からのメッセージ

これは初めて雑誌に掲載された、初期の頃の作品です。
技術もディスプレイもまだまだ未熟ですが、
貝に対する憧れを表現した思い出深いもの。

実生活で興味のあることをドールハウスにする時、
全く同じに「再現」するのではなく、どこかにドールハウス
ならではの、新たなストーリーを加えるようにしています。
実際にありそうでなさそうな、ちょっとユーモアを交えた
感じで・・・