今回は、窓の仕上げ編です。
前回でお見せした窓のパーツを取り付けます。
まずは、窓ガラス(薄いプラ板)の張り付けから。
プラ板の接着には「セメダイン・ホビー用(20ml・200円)」を使いました。
プラ板を着けた窓枠と、もう一枚の窓枠の接着は、普通のボンドでOKです。
が、しかし。プラ板の厚みのせいで、普通に張り合わせただけでは窓枠同士がしっかりとくっつかないのです。
そこで、張り合わせたあとは、クリップや洗濯バサミで強力に押さえておきました。
これらの窓は、ハウスにそのまま張り付けてしまうので、開閉できません。
張り付け場所については、簡単なイラストでの解説があります。
パーツを準備したときには、ずいぶん数があるものだと思ったのですが、いざ取り付けてみると
「え、これだけ?」という感じです。
窓用にくりぬいた部分の内側は、当然ながら切り口がそのまま露呈しています。そこを塞ぐパーツは最初からありません。
他の人はどうやって処理しているのだろう?と思い、雑誌などに載っている輸入キットを使った作品の写真をいくつか見たのですが
、やはり、そんなところが見えてしまうような撮影はしていないので、不明。
とりあえず、切り口をヤスリで整えてから、窓枠と同じ色の塗料で塗っておきました。
出窓の取り付け方もイラストで説明されている通りに張っていくだけ・・・
が、しかし。窓を張り付ける上下の板と、窓枠の大きさが合っていない!?中心の大きな窓はともかく、両側の小さな窓2つのサイズも
上下・左右とも違っている。このパーツは左右対称ではなかったのでした。ガーン!
結果どうやってみても隙間ができてしまいました・・・後で補修しないといけません。
気を取り直して、今度はドーマー窓の取り付けです。
パーツは3〜4個なので、組立に迷うことはありません。が、しかし(こればっかり)屋根の天井部分に隙間ができてしまうのです。
削りすぎたなんてことはしていないはず、ではなぜ? 窓が付いている部分のパーツが、最初からきれいな2等辺三角形になっていなかったからなのでした。
再びガーン!・・・これも後で補修しなければなりません。
真ん中の大きなドーマーは、ハウス本体に、はめ込み式のジョイントがあるのですが、2つの小さいドーマーにはありません。ペタッと張り付けてあるだけなのです。
また、この屋根の板がボワ〜ンとたるんでしまうので(3mm厚しかないから)、接着時に押さえるときに注意しないと、すき間ができてしまいます。特に大きいドーマーを取り付けるときには気を付けて下さい。私は夫の手を借りました。
接着部分には、まんべんなく、たっぷりとボンドをつけました。
窓を全て取り付けた後は、問題の補修作業です。
2mm、3mm、4mm、5mm、のヒノキ棒を、窓枠と同じ塗料に塗り、張っていきます。
「これは回り縁なのよ、こういうデザインなのよ」ドーマーの天井部分の隙間は「これは天井の梁なのよ」と自分に言い聞かせながら張っていきました。トホホ。
後でカーテンをつけたり、屋根瓦を張ったりしていけば、もっと隠せるでしょう。
まとめ・反省
このコーナー、サブタイトルを「失敗しても大丈夫!こうやって隠せるよ」にしました(苦笑)
今回の作業は、不揃いパーツや隙間に悩まされ、ブツブツ文句を言ったり頭を抱えたりしながらの作業でした。
こんな隙間や不手際、他人様にお見せするのはとっても恥ずかしいので、本来なら隠してしまいたいのですが、それではこの連載の意義がありません。
失敗も不都合も、すべて公開する「反面教師」的コーナーであらねばなりませんから。でも辛いです・・トホホ(;;)
こんな連載を見たら「輸入キットなんて、買うのやーめた」という方が増えてしまうかも!?
庇うわけではありませんが、それでもやはり、キットは簡単です。これだけのパーツを自分で設計し、板から切りだしていくのは大変時間のかかる作業です。
ノコギリや釘打ちも不要、その気になれば、1週間で組み立てることも可能です。
一度はトライしてみるのも悪くないですよ!(私が言っても説得力ないかな(^^;;;)
ハウスの組立ても、後は屋根瓦、階段、ドア&ポーチの取り付け作業を残すのみとなりました。
写真には玄関ドアが写っていますが、実はこれ、ただ挟んで置いてあるだけ。最初からドアのジョイント部分には何のフォローもされていないのでした。
屋根瓦もペランペラン。果たしてこの先どうなる事やら!? 次回更新もがんばりますので、どうぞ応援よろしくお願い致します!!
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